2022。 東京に生きる我々の身近にあるものは時代に適応し、少しずつ変化しています。
都市。文化。 生活。価値観。 現在の東京はどのようなカタチか。どこに向かうのか。
写真家・小浪 次郎氏が撮り下ろす東京の今と未来の姿を、作者の想いと共にご紹介いたします。
「New York とTokyo を行き来していると色々気付かされることがある。その都度変化していく都市を見渡すと空に向かってビルが建て並び、鳥が空を舞うことはほとんど見ることがでない。しかし、アーバンでありカオティックでありどこか汗臭く美しいと思う。」
「根本にある東京のミステリアスな雰囲気に私は魅了され、エキゾチックな街の色彩に身を委ね、東京と一体になる事でこの様な作品が生まれていく。それは私が日本人であり、東京で培われてきたものが私の血となっているのだと思う。
どんな形に街が変化しようが、それらに興奮できる街、それが私の東京。」
<Profile>
小浪 次郎 | Jiro Konami
1986年生まれ。写真家。活動初期より8年間、自身の父親を撮影し続け、絶妙な親子の距離感を記録した作品で2010年に富士フォトサロン新人賞を獲得するなど高い評価を得る。 これまでに2013年『父をみる』、2014年『personal memory』、2015年『PARADAISE TOKYO』、2017年『GIMATAI』、2018年『Straigt,No chaser』、2021年『舐達麻』、2022年「Burning Drop」などの写真集を刊行。 主な個展に2011年G/P FRONT LINE SHOW 「complex and more」(Spiral garden)、2012年「UK-curtain call 」(KONICA MINOLTA Gallery)、2013年「Loolong at my father」(Fuji film salon)、2016年「GIMATAI」(Book Marc)、2021年「GIMATAI」(common Gallery)、2022年「Burnnig Drop」(PARCO Museum)等、グループ展も多数行う。 2017年より活動拠点をニューヨークに移す。『The New York Times』『i-D Magazine』などで作品を発表している。
Photographer. Konami has recognized the portraitures of his own father which he documented for 8 years since his early career. The work captured unique but somewhat relatable father-and-son relationship and earned Fuji Photo Salon the new face Prize 2009. He has published photo books called “Looking at my father”, “personal memory”, “PARADISE TOKYO”, “GIMATAI” “NAMEDARUMA” "Burning Drop"etc, and has worked with various fashion labels, magazines, among other ads and artists. In 2017, he moved to New York and has been featured on “The New York Times” and “Interview Magazine.” and “I-D Magazine”